母屋とは別に離れを増築するのは、たくさんの人が考えるアイデアです。
しかし、経験者からはたくさんのトラブルの声も聞こえてきます。
例えば、建物として捉えたときの勘違いがあります。
基本的に同一敷地内には1つの建物だけしか建てられない決まりがありますが、離れはその例外です。
あくまでも付属の建物として法律上では、トイレや台所・浴室のいずれかを欠いていることで付属物とみなされ、2つの建物が建てられるようになります。
知らずに安易に考えていると、トラブルになるのは明白です。
敷地の建ぺい率と容積率も検討材料の1つです。
面積の合計で計算されるため、敷地に設定されている建ぺい率・容積率を計算しなければいけません。
離れの最大の建築面積と延床面積を事前に知っておけば、トラブルになることは少なく安心です。
都市計画の改正等により変化することもあるので、制限値のギリギリや、オーバーしている場合も存在し、注意が必要です。