キッチンは、コンロの煙や霧散した油などを効率よく排出する必要があることから壁面に設置されることが一般的ですが、小さな子供のいる家庭などではダイニングやリビングに背を向けて調理することから育児には不向きなキッチンスタイルでした。
対面式キッチンは、ダイニングやリビングの間に壁を設置してキッチンを設置するスタイルであり、小さな子供を見ながら調理するとともにできた料理をダイニングやリビング側にすぐに提供できるメリットがあります。
しかし、対面式キッチンはダイニングとリビングの間に壁を設置するのでDKやLDKを2つに分けてしまうので充分な広さがない場合には居室を圧迫するデメリットがあり、生活動線が単一化されるので混線することもあるデメリットもあります。